八十爺のひとりごと

年寄りの冷や水で若い人に挑戦

隅田川河畔を散策、俳句を詠む。

四月に入ったけれども、天候は不順。

きょう4月9日は、雨です。

昨日は良い天気で、公園ではみなさん花見を楽しんでいました。

 

昔はよく出かけた築地の魚市場から勝鬨橋あたり、

いまはどうなりましたか?

隅田川沿いの櫻は見事でした。

 

隅田川沿いの散策を思い出して、俳句を詠もうと思います。

今年の四月初旬は天候が不順で、まだかまだかの日を送りました。

櫻も満開の今日、隅田川を下る船は、

   *花吹雪舳波切る隅田川

この満開の桜も二三日で散り始めることでしょう。

残念です。いま少し咲いていて、暫らく残って欲しいものです。

   *姥桜朽ちても残れ枝の先

 

いま夕方の6時です。

西の秩父山系を眺めたら、私の好きな「素晴らしい夕焼け」でした。

明日はきっと良い天気になることでしょう。

 

春の雨の風情

今日は、朝から雨です。

春は昔から「三寒四温」と言われているように、長く好天気は続きませんが、このしとしととした春の雨もまた風情があって良いものですね。

雨の中の散歩。いつもの道の大欅、春の雨に濡れていますが、やはり春らしくどことなく艶っぽい。

  ☆ 春雨に濡れて樹肌も色めけリ

  ☆ 春陰や苔纏ふ大欅

    *春陰=しゅんいん。 苔=こけ。 纏ふ=まとふ。

 

途中、桜の木が一本ありますが、これが由緒ある桜。

そこに付いている説明書きによれば、なんでも「お車返しの桜」と言うそうです。「後水尾天皇が樹の前を通り過ぎてから見事な花であったので、お車を引き返して観賞された」とか。まだ今年は蕾です。

  ☆ 蕾あり咲けば見事な櫻かな

    *蕾=つぼみ。

 

学校の横を過ぎると、その学校の過日卒業式のあった日のことを思い出します。

友達はすでに帰宅したのか、ひとりの子が校庭に佇んでいました。いろいろな事を振り返ったり思い出したりしているのでしょう。

  ☆ 校庭に制服ひとり卒業の日

 

雨の中、30分ほどの散歩から帰りました。

 

欅と散歩道

昨日とうって変わって、今朝は朝から好天気。

朝のひと仕事が一段落した10時、いつもの日課の散歩。玄関においてある「藜(あかざ)」の杖を手に出かけることにしました。

 

近くに公園があって、その公園に隣接して小学校があります。静かで人の通りも無く、老人の散歩には最適のコース。

 

まずは、公園の入口から歩き始める。

十数本ある欅の下の道を抜けて、アカマツ林を通ると次に孟宗竹の林が続く。五分程の孟宗竹林の中を過ぎると、熊笹の茂った小山に出る。

欅には苔がついていかにも大木と言った貫禄がある。

この間、クレーンを持って来てこの欅の剪定が行われたばかり。

   ☆剪定の欅に纏(まと)ふ苔のあり

 

40年ほど前、此処に住み始めたころ武蔵野の一画であるこのあたりには雑木林や笹薮が多く、鴬も来て鳴いていたものです。いまも目白や四十雀、おながなど小鳥が来ますが鴬は来なくなりました。

   ☆鴬やむかしのことはさて置いて

 

熊笹の切れるあたりまで来たら折り返して帰路に就きます。行き帰り30分ほどの散歩で一息つき、次の日課に取り掛かることにしています。

 

野球の魅力

今日は春分の日

春は埃っぽい。陽が出ているのに、空はどんよりとしている。

休日の校庭ではサッカーの練習試合が先ほどから始まって、ボールを追っかけ、ボールが右に行けば全員右に走り、左に行けばまたこぞって左に走って行く。

 

球技は、対面に向き合ってするものと、一つのボールを追いかけてするものとに分かれ、この二種類に大別されそうだ。ところが、野球(ソフトボールも、そうだけれども)のみは少し異なっている。

対面して行うものとしては、テニス・卓球など、と、ボールを追いかけるのは、サッカー・ラグビー・バスケットボールなど。この区分とすこし趣が異なっているのが野球です。

だから、私は球技を「対面型」「ボール追っかけ方」「野球型」の三区分にしている。

文部科学省では、「ゴール型」「ネット型」「ベースボール型」と三区分しているそうだ。)

 

この野球の変わったところ、不思議なところは、他のどの球技も攻撃側が球をコントロールして点を取るようになっているのに、野球のみは防御側がボールをコントロールしていて、それに向かった攻撃側が点を取る。すなわち、コントロールの出来ないのに点をとれるといったところが魅力です。

何れの戦いも攻撃側が主動的に活躍し、受け身になる防御側は消極的になります。野球のみはコントロールできる防御側が積極的行動をします。

すこし、難しいですが戦略的には積極的防御ですね。

 

今晩18時から、間もなくですが韓国でMLBロジャースとパドレス対戦が始まります。この魅力を理解して、加えて、大谷翔平君とダルビッシュ有君の対戦も見もの。

戦いは、エースがいないと面白味が無いけれど、今日の野球の試合程素晴らしいものは無いでしょう。

 

昨日、夕陽について春分の日の素晴らしさを述べたので気にしていましたが、先ほどまで霞がかかったようなどんより空が、17時40分頃から空の雲も取れ出して、連山の山並みもくっきり。

素晴らしい夕陽がみられました。今年後半が期待に満ちたものになりそう・・・。

 

明日への希望を湧き上がらせる夕陽

私は、夕陽が好きです。夕陽を眺めていると無心になるからです。学校が終わって遊びまくっていた子供の頃から、夕方、沈む太陽を見るのが好きでした。見る度、感動しました。今もそうです。

 

秋や冬の夕陽は、とくに美しいですが、春も夏も感動を与えてくれました。

夕陽の沈むのを心に描くと何とも言えない気持ちになります。「少し淋しいけれど何処か優しい、それでいて明日への希望を湧きあがらせてくれる。」からです。

日の出に比べると随分情緒的です。

 

明日は「春分」です。ここ関東平野からは、秩父連山に向けて真西に沈む太陽を見ることができるでしょう。

南北を半分に分けて、真っ直ぐ西に沈むのが、またなんとも言えません。

 

昨日の「ひとりごと」は、「朝、窓を開けたら空気を肺にいっぱい吸って気力充実し、一日のスタートを切った毎日を送ることで、私は健康で長生きしてきたのだ。」と書きました。

しかし、「一日を終わって明日に向かう無心の心」が、悩み一杯の日々を過ごす身にとって、一切を一時忘れて気持ちを落ち着かせることが、私には大切なことでした。

それは、機会の少ない夕陽を眺めることでした。その事を書きたくて・・・・。

気力を充実させる朝の習慣

今日、八十を迎えることができた第一番は「気力」かなと思う。元気にこの八十歳を生きているのには、体操、食事・睡眠・病気や怪我をしないなどいろいろとありますが、「充実した気力」を持ち続けることではないかと思います。

 

私は、これといった方法がある訳ではありませんが、朝窓を開けた時何も考えずに「空を眺めて深呼吸」をします。毎朝。これだけでその日一日が「気力の充実した日」になるのです。

 

農家出の身には、朝が大切であるとの父からの教えが影響しているのかとも思います。起き掛けは、晴れた天気の良い日ばかりではありません。雨の日・風の日・曇った日。毎日変わります。でも朝は必ずやってきます。農家はこの時点から作業が始まります。

 

窓を開けたら、今朝は晴れた良い天気でした。深呼吸をしてから、台所に向かい朝の食事つくりに取り掛かりました。その後、このパソコンに向き合いました。今日は一日よい日になる気がします。

ブログを始めるにあたって

SNSには全然馴染んで来なかった身にはブログが何か分かりませんが、時代の進歩に遅れてはならじと図書館で本を借りてきて挑戦することにしました。

二日間ほどかけてやっと立ち上げに至りました。タイトルは「八十爺のひとりごと」(注「八十」は「やそ」と読みます。)としました。

年寄りの冷や水」と揶揄されそうです。若い方に冷やかされて難にも会うやもしれませんが、ブログに挑戦してみようと思います。

人生終末近くではありますが「今を生きている」ことを大切に頑張ってみようと思います。ブログは、ブログ名をタッチすることから始まりますから、ブログ名をタッチするとき、すでに、このブログになにか興味があったものと思います。是非中身を一読して頂きたいと思います。皆さんよろしくお願いします。