八十爺のひとりごと

年寄りの冷や水で若い人に挑戦

おおらかなお母様

日曜日の朝9時半です。

日本晴れの良い天気、お空には雲一点も無く。

いつものコースの散歩に出かけました。

 

公園には沢山のチュウリップが植えてあり、いま真っ盛り。

薔薇も新芽が出てきました。5月には美しい花を咲かすことでしょう。

 

藤棚の下で、赤ちゃんに哺乳瓶を使って、お乳を上げているお母様をみました。

 

私の子供の頃、いまから60~70年前は、お米の研ぎ汁やら山羊や牛の乳などを手に入れて、こどもに与えていました。戸外において、母親が自分のお乳を堂々と人前で子供に与えるのは、当たり前の光景でしたが・・・。

 

最近は、人口乳の製品があふれていて、戸外で母乳を与える景色を見ることがなくなりました。

 

今も昔も、幼い子供は天真爛漫、美味しそうに母親から与えられるお乳をにこにこと飲みます。

この母子を眺めていて、なんとも言えない幸せな気分になりました。

 

遠い昔の事を想いつつ、俳句を作りました(昔の思い出です)。

 

    * 緑陰に乳房吸ひつつ虫笑ひ

    * 緑陰におおらかな親乳吸はす